アスペルガーの遺伝割合は一般的には5割程度と、とても高いと言われています。
皆さんの両親の特性を思い浮かべてみると、ご自身のアスペ特性に似ているものがいくつか見つかりませんか?
私の両親も、いずれも自分に近いアスペルガーの特性を持っていると思われます。
両親のいずれも恐らく自身の特性で悩んできたことがあるので、その人生に基づく知見を活かさない手はありません。特に父親を参考にするのをオススメしたいのは、アスペルガー特性はどちらかというと男性の方に出やすいと考えられているからです。(最近、オキシトシンを使ったアスペルガー治療が注目されていますが、オキシトシンは元々母乳の分泌促進に使われる薬であり、女性ホルモンを増やすものです)
私もこの年になって思うのは、真似した訳でもないのに父親と行動特性が似てきていると思うところです。
父親は公務員で、私は公務員の父が嫌いでしたが、気づくと私も半官半民の企業に勤めています。
私の父は、平日は帰宅して夕食を食べると、家族とはほとんど会話せずすぐに書斎にこもって音楽を聴きますし、週末は一人で図書館に行ったり一人でサイクリングをしたりしています。
私も父を真似したわけではありませんが、平日は帰宅して夕食を食べると、あとは自室でブログを書いたり動画を見たり ですし、週末は一人でバイクに乗ってツーリングに出かけるのが唯一の趣味です。
私もそうですが、父もやはり日々の労働の中ですり減った精神の修復に、時間が必要だったのだと思います。
社会人というものが、アスペルガーにとってこれほど辛く、心の安定のための時間を必要とするものだとは私は自由を謳歌していた学生時代には想像もつきませんでしたが、自分も社会人になった今はとても父の気持ちが分かります。
幼いころからアスペルガーの父親が嫌いでしたが、この年になって、良くも悪くも「血は争えない」と痛感します。
自分も同じような大人になってしまった今、父親が人生の中で悩み苦しみ解決策を見出してきたこと(例えば、精神の安定方法や気持ちの持ち方など)は、是非参考にするのが賢いとは思いませんか?
皆さんも、是非実家に帰られたときは、久しぶりに父親の話をじっくりと聞く時間を設けられてはいかがでしょうか?父親へのわだかまりがある方は、一旦それを捨て去って聞いてみると、思わぬ発見があるかもしれません。(ついでに、親孝行をしたという達成感が精神の充実にも繋がりますので、一石二鳥です!)
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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