皆さんはプロ野球は見ますか?
そんな管理人も不思議とプロ野球は見ます。プロ野球を見るようにしているのは、後述する阪神タイガースのファンという点もありますが、一般的な定型発達者はスポーツが好きな人が多く、中でも日本人に最も人気のあるプロ野球の話ができれば、定型発達者との会話で汎用性が高いからという点も大きいです。
さて、なぜプロ野球チームのなかで阪神タイガースが好きか?
やはり関西生まれという部分は大きいですが、弱くて優勝できない、という部分がASDの自分とも重なって共感できる部分もあるのではないでしょうか。あと、甲子園球場のライトスタンドは絵に描いたようなコテコテの関西人だらけで、お酒を飲みながら、おっちゃん達の野次を聞いて笑いながら、みんなで応援歌を歌っているだけでもとても楽しいです。
戦略性や技術が解らなくても、雰囲気だけで楽しめるというのは大きいですね。
定型発達者との会話ネタという意味でも、阪神ファンだと、巨人ファンとの対立や、暗黒時代ネタなど、あまり野球に詳しくなくてもできる会話のバリエーションが多いので、ビジネスツールとしてもとても便利です。
さて、そんな藤浪晋太郎の投球時の、捕手の配球を見ていてある日ふと気づいたことがあります。野球における捕手の役割というのは非常に重要で、相手打者の癖などを見ながら、配球を組み立て、投手をリードしながら打者を打ち取っていくだけでなく、投手の特性やメンタル面も考慮して配球を組み立てていくという役割も担っています。
我らが阪神タイガースの正捕手・梅野隆太郎はゴールデングラブ賞を取るほどの名捕手ですが、彼は特に藤浪晋太郎の調子が悪い日などは、複雑な配球をさせずに、ど真ん中にミットを構え続けているんですね。そうすると、藤浪もあまり考えずに無心に球を投げることができ、しかもど真ん中を狙って投げてもある程度球が上下左右に荒れるので、良い具合に打者も的を絞れず、打ち取れる配球になります。
我々ASDの人間も、ピッチャーで言うと藤浪晋太郎のような「荒れ球・剛速球型」の人が多いのではないでしょうか?(こういうと藤浪晋太郎に大変失礼なのですが、あくまでタイプが、ということです・・・)
一定の局面ではとてつもない集中力を発揮する一方、ピントを外すことが多く、必ずしも良い結果につながらないことが多いかと思います。最近はビジネスの現場でも「個性」を重視され、人と違ったやり方をすることが重視されますが、我々ASDは、オーソドックスにやっているつもりでも、意図せず人と違った方向に行ってしまいがちなので、ビジネスにおいても奇をてらわず「ど真ん中」を狙ってやっていくことが大切かと思います。
ビジネスにおける「ど真ん中」とは何か。それは、ベストセラーになるようなビジネス書籍に乗っていたり、社内でベストプラクティスになっていて10人のうち8人が正しいというような確立されたやり方のことです(皆さんの会社にもきっと仕事の進め方の定説のようなものがあるはずです)。ビジネスマンはどうしても、「他の人と違うやり方で成果を出して認められたい」と思いがちな生き物ですが、ただでさえ変人であるアスペの人間が、人と違ったやり方をめざしてしまうととてつもなく非常識なやり方となってしまい、大失敗したり、周囲がドン引きしてしまう結果となってしまうこと請け合いです。
我々アスペルガービジネスマンは「まっすぐ」やっているつもりでも十分個性的になる傾向にあるので、仕事では常に「ど真ん中」を狙って投げるようにしましょう。
そもそもアスペが、定型発達者が幅を利かせるビジネスの世界で承認されようという欲求をもつと、いつか必ず破綻する時がきます。アスペが定型発達者に囲まれてビジネスマンとして生き抜いていきたいのであれば、常にオーソドックスかつ確実に平均点を狙いにいくやり方が長期的に正しいというのが管理人の考えです。
我らが阪神タイガースは、2021年は惜しくも優勝を逃しましたが、来期は藤浪晋太郎の活躍で優勝を掴んでくれることを期待したいと思います・・・
読んでいただきありがとうございました。

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